採れたて!トレセン情報

第899回&第900回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●横綱・大関不在の菊花賞●

ダービーは人気を裏切った皐月賞馬サートゥルナーリア。しかし神戸新聞杯当時のこのコーナーでもお伝えしていた通り、敗因はハッキリしており、ある意味で負けたとは言え能力の高さを示した一戦。ヴェロックスと人気を分けてはいたが、トレセンでは圧倒的にサートゥルナーリアの方が上の評価だった。結果も圧勝、現役の3歳世代では間違いなく横綱級。ではヴェロックスが大関級かと言うと、もう少し差はある。強いて上げれば、路線は違うがダービー2着のダノンキングリーが毎日王冠で古馬の一線級の一蹴したことで大関に、ヴェロックスは関脇級というところだろう。

ただ、今年の菊花賞は、横綱・大関不在、そして関脇級でもヴェロックス以外は見当たらない。ゆえに、関脇でも優勝のチャンスは大きい。

但し、それだけ小結以下との差も少ないという事。他馬にも十分チャンスはある。

特に神戸新聞杯で前記2頭に次ぐ3着だったワールドプレミアには一発の期待が高まる。

何より鞍上武豊騎手、菊花賞は4勝、春の天皇賞に至っては8勝と、京都外回りの長距離GIの勝ち方を一番良く知っているジョッキー。前走の3着も、権利が取れればOKの様なレース振り、菊花賞への出走意志を感じる一戦だった。

馬の方も、もともとクラシック戦線を意識されていた期待の素質馬。ただ若葉Sで皐月賞の優先出走権を得ていながらも体質が弱く回避、しかしここで無理をせず秋まで休ませた事が奏功したのだろう、中3週も順調に仕上げられているようだ。

前述通り、横綱・大関不在と言える今年の菊花賞。実績的には小結でもなく前頭のワールドプレミアだが、もともとが出世を期待されている素質馬、そしてその鞍上の手腕を考えれば一発あっていいだろう。注目してみたい。

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●クラシック最後の1冠●

先週行われた秋華賞はクラシック戦線の中心的存在の桜花賞馬とオークス馬が不在。

その中で初戴冠となったのが、桜花賞とオークスではあと一歩足りなかったクロノジェネシス。

新興勢力による台頭はなく、クラシック戦線を戦ってきた馬たちが上位を独占。

下克上はならなかった。

今週の菊花賞も先週と同様で、皐月賞馬とダービー馬が不在の中、最後の1冠を争うこととなった。

クラシック組で注目したいのはダービー5着のニシノデイジー、新興勢力ではヒシゲッコウ

ニシノデイジーはここまでの9戦すべて勝浦騎手が手綱を取ってきたが、今回はルメール騎手へ乗り替わり。

一方のヒシゲッコウは石橋→レーン→ルメール騎手ときて、今週から来日するスミヨン騎手へ乗り替わり。

どういった経緯で、この乗り替わりがあったのかを取材。

まず、ヒシゲッコウはルメール騎手が騎乗できるならセントライト記念から菊花賞の予定だったようだが、ルメール騎手がセントライト記念で藤沢和厩舎のルヴォルグの依頼を受けていたので、セントライト記念は見送り。

菊花賞へ直行することとなり再度ルメール騎手へ打診するも、セントライト記念が終わるまで返答は保留されることとなった。

このタイミングと同じぐらいで、スミヨン騎手が短期免許取得の申請を申し込むこととなり、菊花賞での騎乗馬を探しているという情報と、ヒシゲッコウの鞍上が保留状態で困っていた堀調教師との思惑が一致。

セントライト記念の結果が出る前にスミヨン騎手を確保できた堀調教師がルメール騎手へ断りを入れたところ、慌てたのがルメール騎手陣営。

断りの話を受けたルメール騎手のエージェントが、「待ってほしい、菊花賞ではヒシゲッコウに乗りたいとルメール騎手が言っているから」と待ったをかけたうえ、ルメール騎手本人も堀調教師へ直談判で騎乗を志願したが、すでにスミヨン騎手との話がまとまっているから、とルメール騎手の騎乗志願を拒否した、とのこと。

セントライト記念で騎乗したルヴォルグの結果は4着で優先権を獲得できなかったので、一時ルメール騎手は菊花賞で騎乗馬が不在となった。

その後はすでに報道であったように、神戸新聞杯の結果が出る前にニシノデイジーとのコンビ結成となり、サートゥルナーリアが菊花賞へと向かわないことが戦前から判明してしまい、キャロットクラブからひんしゅくを買うこととなるぐらい、菊花賞での騎乗馬確保へ大慌てだった、というのが報道されていない一連の流れ。

ただ、それでもルメール騎手がすごいところは、いいタイミングでニシノデイジーが乗り替わりとなり、有力候補がなくなっても、またすぐに別の有力候補を確保できるところ。

秋華賞同様にヴェロックスを中心としたクラシック戦線組が力を示すのか、もしくはヒシゲッコウやホウオウサーベルなど夏に頭角を現した新興勢力組が下克上を果たすのか。長い3分間の戦いが始まる。

【競馬場から見た推奨馬券】

東京の土曜は、芝、ダート共に不良スタート。夜中にまた降り出す予報もあり、日曜も大幅な回復は見込めそうもない。
今週まではAコース使用で、より荒れた部分が広がりそう。

馬場悪化でも狙えるのが、東京10Rの4番シュバルツリーゼ。皐月賞、ダービーでは見せ場さえなかったが、道悪の弥生賞で激走した反動があったような気がする。
実際、体重が減って張りを欠いて来たような印象があった。
その弥生賞は2着だが、内容は濃い。発馬が悪くて後方から。4角でも不利を受けるきつい競馬。終始外を回さられたことを考慮すれば、価値の高い2着だ。
新馬勝ちで、弥生賞が4ヶ月ぶり。そして順調に使い込まれた皐月、ダービーは凡走。硬めの歩様だけに、使いこむよりフレッシュな状態の方が走る馬のようだ。
そして弥生賞が道悪だっただけに、馬場も不問。今回は楽勝した新馬と同じ東京1800m。
新馬、弥生の強い内容から、条件戦なら一枚上の存在と見る。

単勝 4
馬連 4-11 3-4
ワイド 4-11

自信度 C


もう一鞍は、道悪でも無難なダート戦。東京11Rは、好枠を引き当てた1番テルペリオンだ。
とにかく渋とさが身上の馬。それにモマれ弱さがあるので、広い東京のダート2100mは文句なしだ。
更には、今回は逃げ馬不在の組み合わせ。これなら、内でもモマれる態勢にはなりそうもない。馬場的にも先行有利は間違いなく、条件が揃った印象。
休み明けを叩かれて、体調的にも上積みが見込める。
発馬さえ安目を売らなければ、自分の型に持ち込み、渋とさを発揮すると見た。

単勝 1
馬連 1-13 1-11

自信度 B

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●乗り替わりの理由●

先週の秋華賞に続き、今週も京都でGIが行われる。3歳3冠最終戦の菊花賞、残念ながらGI馬不在となってしまったが、馬券的にも面白いメンバーは揃った。1番人気は春のクラシックで名脇役を演じてきたヴェロックスが、今度は主役を張ることになりそうだ。

鞍上は、若駒S以降ずっと手綱を取っている川田騎手。やはりそれだけの感触を持っているのだろう。

この川田騎手、土曜日も京都で騎乗するのだが、メインレースでの騎乗馬がいない。これを不思議に思う方もいるだろう。

実は、当初はモンペルデュに騎乗予定があった。それもそのはず、6戦して4勝、その4勝全て手綱を取っていたのが川田騎手、この夏の連勝も跨り自らの手でオープン馬に仕立て上げてきたお手馬、乗り替わる理由は無い。では何故か…

このレースはハンデ戦。そして東京開催が代替開催により今週火曜日まで延びたため、ハンデ発表も必然的に延び水曜日となった。川田騎手自身、52キロまでは乗れる準備をしていたそうなのだが結果は51キロ、残念ながら乗れなくなってしまった。

一旦は鞍上が浮いたのだが、登録の多いレースだったことで除外候補馬の中でタムロミラクルを受けていた松若騎手に声が掛かり、そのまま収まった形。

恐らく、今回だけのワンチャンスになるとは思うが、ここで良い結果を出しておけば、川田騎手はリーディングトップの人気ジョッキーなだけに、お手馬がかち合った時にまた声が掛かる可能性がある。

まして、ここで勝てれば、まだ登録締め切り前のJBCにもに出走が叶う可能性もある。スプリントかレディスクラシックかは分からないが、それこそお手馬がかち合う可能性もあるだろう。

陣営にしても大切な一戦だが、松若騎手にしても自らのステップアップのために重要な一戦と言っていいだろう。

このレース振りはいろいろな意味で注目してみたい。

【競馬場から見た推奨馬券】

今週も金曜、土曜は雨予報。秋口から不順な天候に悩まされ、勝負し切れない日々が続くが、今週もまたかといった感じか…。

湿り気味のダートで狙いたいのが、東京6Rの4番キタノユウキ
超大型で、一見パワータイプと思えるが、芝でも勝ち鞍があるように時計の速い馬場は得意。
前走は、その超大型馬の久々で+10キロ。
それでも、マイペースがかなう組み合わせと見て期待したが、初ダートの1枠の馬が砂を被るのを嫌い、遮二無二に逃げたために、予想外の先行争いとなってしまった。
その先行争いの中で、唯一粘ったのがキタノユウキ。他の先行勢は皆1秒以上遅れて、終始逃げ争いを演じたランスマンは3.5秒差の大敗。それだけにキタノユウキの0.2秒差の3着は価値がある。
そして、今回は前走以上に脚抜きの良い馬場。距離も100m短縮。他に逃げそうな馬も見当たらない。更には、久々を叩かれた上積みも見込める。
かなり条件が揃った感じの今回は、買い目十分だ。

単勝 4
馬連 2-4 4-11
3連複 2-4-11 2-4-5 2-4-8 4-5-11
4-8-11

自信度 B


芝の競馬は、あまり勝負しない方が良さそうだが、東京11R・富士Sはちょっと手を出してみたい。
狙い馬は、2番レッドオルガと17番クリノガウディー。共に前走も狙った馬だが、共に致命的な不利があった。それだけにリベンジの意味も込めて、損失補填を願いたい。
まずはレッドオルガは、2走前の阪神牝馬Sは、3角で不利があった馬のアオリを受けて外にフラれてしまった。それでかなり外を回されるロスがありながら0.1秒差。
その内容からVマイルも期待したが、エンジンがかかった勝負どころで、急ブレーキを踏む不利。勢いから差のない競馬になっていたと思えただけに、もう一度狙ってみたい。
クリノガウディーも、内容的には勝っていたと見た中京記念から、形成杯AHも期待した。しかし、折り合いを意識しすぎたために位置どりを下げすぎ、あげくの果てには、直線に入ってほとんど追えない状態に陥ってしまった。完全に騎乗ミス。戸崎も今回はしっかり乗らないわけにはいかないはず。
共に、かなり悔しい思いをさせられた2頭。メンバーが揃って、馬場状態が微妙なだけに、勝負はできないが、馬券をスルーするわけにもいかない。

ワイド 2-17

自信度 C


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