採れたて!トレセン情報

第880回&第881回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●夏も終わりが近い!?●

夏競馬のメインレースと言っても過言ではない札幌記念。

今年も例年どおりに現役トップクラスが集結。

フィエールマン、ブラストワンピースは凱旋門賞へ向けた壮行レースになり、ほかは天皇賞やジャパンカップへと向けたステップレースとなる。

札幌記念のために関東からは戸崎・丸山・石橋騎手が参戦。関西からは川田・福永・デムーロ騎手が参戦しており、馬も騎手も一流どころが揃った、まさにGⅠ並のレースとなる。

一方、小倉で行われる北九州記念には大野・内田騎手が新潟からの大移動で参戦。

共に前走で騎乗して勝利したカラクレナイとシャドウノエルに騎乗するためで、ここの結果次第ではサマースプリントの最終戦となるセントウルSへ、そしてスプリンターズSへとつながる大事なトライアルレース。

夏競馬もいよいよ佳境へと入ってきた。

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●重賞は行われないが…●

いよいよ日曜日は、夏のビッグイベントと言える札幌記念が行われる。

昨日もお伝えした通り、今年も昨年のダービー馬ワグネリアン、グランプリ馬ブラストワンピース、さらに同世代のトップホースであるフィエールマンなど豪華メンバーが揃い、またジョッキーもリーディング上位のトップジョッキーが揃い、馬も騎手もGI級の一戦。


一方、小倉でもサマーシリーズの重賞北九州記念が行われるため、武豊騎手を筆頭に、今年のダービージョッキーである浜中騎手、好調な和田騎手、北村友一騎手、若手の伸び盛り松山・松若騎手など、札幌に遠征していない関西の有力ジョッキーが多く小倉で騎乗している。

よって、重賞の無い新潟は、騎手も馬も手薄となるところ。そんな中に関西から遠征しているジョッキーがいる。

平地で乗っている関西ジョッキーは二人。川又騎手と酒井学騎手だ。

中でも酒井学騎手は、かなり早い段階でこの新潟遠征が決まっていた。そのお目当ては…

幾度と無くこの場でも触れたことのある11Rスズカコーズラインだ。

小倉で乗っていれば、そこそこ騎乗馬が集まる中、かなり早い段階からスズカコーズラインがここを使う予定とあって、それに併せて番組を組んでいた酒井学騎手。やはり思い入れのある馬なのだろう。先週、そして今週の調教でも自ら跨り最終調整を施している。

大型馬という事で少しピリッとしないところはあるものの、一応の態勢は整っている。

昇級戦とは言え、前走同じ新潟のダート1200mを好内容で勝利してきたストロベリームーンが上位人気に推されると思うが、このストロベリームーンを昨夏の中京で負かしているのがこの馬。それを考えれば、斤量の54キロも恵まれたと言っていいだろう。

この2戦は控える競馬でこの馬の持ち味が出せていないが、今回はハナは奪えそうなメンバー構成。自分の型で競馬が出来れば、1200mもベストでチャンスは大きいだろう。

もちろん、その手応えがあるからこそ、鞍上も早くから遠征を決めている。

3開催場で唯一重賞の行われない新潟だが、そんな事情のあるスズカコーズラインの走りには注目してみたくなる。

【競馬場から見た推奨馬券】

フェーン現象で、新潟は週中40℃超え。
可哀想なんて思っていたら、土、日は東京の方が全然暑いみたいじゃないですか!
とは言っても、新潟も楽々30℃超え。引き続き、馬の気配や体重などをチェックして、万全を期して馬券は買いたいもの。

まずは新潟7R。狙い馬は3番バチェロレッテ
遅いデビューで今回が3戦目。過去2戦は共に9番メイオールに着順一つ負けているが、差は僅か。
デビュー戦は外々を回って、最内を突いたメイオールとクビ差。しかもメイオールはすでに5戦目だっただけに、内容的には断然上だ。
前走もバチェロは2ヶ月半ぶり。メイオールはずっと順調にきており、それでも0.1秒差。特にこのレースは目移りするような組み合わせで、かなりレベルが高かっただけに、放牧明けで3着は価値がある。
今回初めて順調に使えるだけに、バチェロはかなり上積みが期待できる。対してメイオールは2月から休みなく使われており、上積みより疲れの方が心配なくらい。
着順に反して多少人気が上だとしても、バチェロの方から入るのが妥当と見る。
前回と比べると、メンバーは手薄な感が強く、勝ち負けは必至。ちなみに、前走の5着だったアースドラゴンが、先週の競馬で3番人気でクビ差の2着だったことからも、前走のメンバーレベルの高さが計り知れる。

単勝 3
馬連 3-9 3-11 1-3
3連複 3-9-11 1-3-9 3-9-15 1-3-11

自信度 B


もう一鞍は新潟10R。ここは3歳馬を上位と見て、中心は5番ホウオウサーベル
デビュー前から評判に上がっていた馬だが、その通りに新馬を圧勝。
東京スポーツ杯は、出遅れて外を回るロスがあって6着。それでも好メンバー相手に0.5秒なら評価できる。
3戦目は落鉄していたとのことだけに、参考外と見て良い。
そして前走が評判馬のスマイルをぴったりマークの外目3番手の横綱相撲。あっさり競り落として抜け出すとソラを使ったが、2着馬が来るとまた伸びて完勝。馬体も立派過ぎるように映っただけに、まだまだ伸びしろがありそう。
2着馬が来てまた走る気を出したように、相手なるに走るタイプ。昇級しても問題なさそう。ただ、ハーツクライ産駒。切れる相手に一気に来られた時が問題で、単勝となるとどうか?
その切れ味が怖いのが、同じ3歳のディープ産駒8番プランドラー。直線に入ってから挟まれ、態勢を立て直してから差し切った前走が圧巻。この馬が相手だ。

馬連 5-8 5-7
3連複 5-7-8 5-8-9 4-5-8

自信度 B


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●逆遠征●

今週は、夏競馬中で唯一のGⅡである札幌記念が行われる、夏競馬の佳境と言える週末。その札幌記念には、今年も昨年のダービー馬ワグネリアン、グランプリ馬ブラストワンピース、さらに同世代のトップホースであるフィエールマンなど豪華メンバーが揃い、またジョッキーも主戦場を小倉や新潟としているトップジョッキー、川田・福永・戸崎騎手とミルコをはじめ、石橋脩・丸山騎手など、土曜日は主戦場で乗りつつも日曜日は札幌へ遠征してくる。まさに、GI級の一戦と言えるだろう。


そんな日曜日、小倉でも重賞が行われる。芝の短距離でサマースプリントシリーズの第4戦となる北九州記念。ハンデ戦ではあるものの、秋の大舞台が楽しみな好素材も揃った。

上位人気は、長期休養明けを挟んで4連勝中のミラアイトーン、5連勝中の3歳牝馬ディアンドルが、その戦績的に人気を集めそうだ。


もちろん、この2頭も秋の大舞台へ向けてどんな競馬をしてくれるのか注目だが、鞍上を踏まえてより注目してみたいのは…

札幌記念とは逆に、普段は札幌開催を主戦場にしていながら、この日は小倉へ逆遠征してくるジョッキー…


昨年のこのレースで取り上げたアレスバローズと菱田騎手も、その昨年以来のコンビ復活で注目なのだが、より注目したいのが、もう一人の逆遠征ジョッキーである藤岡康太騎手、手綱を取るのはアンヴァル

今回は久しぶりの騎乗となるだけに、この逆遠征は注目だろう。

馬の方は、前走のバーデンバーデンCでは、不得手の道悪競馬という事もあり、道中はノメって手応え悪く進んで行かずも、直線で良い馬場に出せてからは鋭く伸びカラクレナイのクビ差2着まで押し上げた。

道中の手応えを考えれば、力は示した一戦だった。

もともとオープン勝ちはあり、重賞でもダノンスマッシュ辺りと差の無い競馬をしている馬、実績的にも今回のメンバーなら上位の存在。

そして馬自身も、昨年のこのレースには3歳牝馬の身で挑戦したものの、スタート直後に両サイドからぶつけられ位置取りが悪くなり、直線も前が壁で全く競馬をさせてもらえず10着に敗れたが、1年経って馬体重も大きく成長、その馬体同様に短距離馬らしいたくましさが出て力強くなっている。特に、年明け以来となった前走はより力強さを増していた。

今回は休み明け2戦目、中間は坂路で49秒台が出ている様に動きも絶好。

余談だが、鞍上の藤岡康太騎手は、3年前にバクシンテイオーで勝ち、その前にはビッグアーサーで2着、さらに遡ると2013年のニンジャで2着と、北九州記念は騎乗機会3連続連対中と相性の良いレース。さらには先週のエルムSを好騎乗で制し、今勢いもある。


この逆遠征での騎乗は、もろもろを考慮すれば注目したくなるのも当然だろう。

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●引退間近かも●

一部の競馬関係者にとっての9月は大事な試験が行われる。

それは調教師試験で、注目を集めているのは関東では蛯名騎手、関西では四位騎手

言うまでもなく両騎手ともに数多くのGⅠを制覇してきたJRAを代表するレジェンドだ。

どれだけの歴史的名馬に騎乗してきたかはそれぞれが調べてもらうとして、今回取り上げたいのは、蛯名騎手が今週の騎乗を最後に来週以降は試験勉強のため、一時的にではあるがレースに騎乗しないと話しているということだ。

試験が行われるのは9月18日なので、今週の競馬が終わってから約1カ月後ということになる。

四位騎手はと言えば、函館開催が終了した7月21日以降は競馬には騎乗しておらず、試験勉強に取り組んでいるとのこと。

すでにご存知の方も多いと思うが、蛯名騎手も四位騎手も昨年の試験で不合格となっており、今年が2度目の試験となる。今年はなんとしても受かるという強い決意があるようで、両騎手ともに早い段階からコツコツと試験勉強に取り組んできているらしく、四位騎手は2カ月、蛯名騎手は1カ月の間、集中的に勉強に取り組んで合格を目指していく。

ということは、蛯名騎手が騎手として騎乗するのは今週が最後になる可能性が高くなる。

調教師試験に受かれば早ければ来年には引退することになり、受かった後の騎乗は「ご祝儀」「おまけ」的な感じになってしまうことが多いので、騎手・蛯名正義を見ることができるのは、実質的には今週までかもしれないのだ。土曜日2鞍、日曜日2鞍は要チェックが必要だ。

【競馬場から見た推奨馬券】

台風の通過が早まったもようで、新潟の雨は金曜の午前中まで。当然、強風の影響もあるから、乾くのも早まるはず。
土曜も、それほど馬場状態は気にしなくて良さそう。

まずは新潟7R。3歳未勝利戦もいよいよ大詰めを迎えており、疲れていても、使えるうちに使ってしまおうという馬がほとんど。それだけに、暑い時期に使い込んできた馬より、休み明け1、2戦の馬を狙うのが妥当だろう。
そういうことで、軸は休養明けを一度叩かれた15番バンディエラ。休養前は3戦連続2着。
特に3走前はかなり時計が速く、脚抜きの良い馬場になっても問題ない。とにかく、現在の未勝利では、格上的存在であることは間違いない。
前走は半年ぶりでプラス10キロ。それほど太い感じは受けなかったが、ちょっと立派過ぎる印象。それに多少気合い不足の感じもあった。やはり、脚部不安の影響で、プール併用の緩い仕上げ。そんな雰囲気だった。
競馬も、逃げた馬と2番手が行った切りで、行きっぷりの悪かった同馬にはきつかった。凡走もいたしかたないところだ。
その点、今回は最終追い切りで一杯に追っているし、何よりも実戦を使ったことによって絞れるはず。
成績の良い馬に使い詰めの馬が多く、同馬の叩き2戦目はかなり好感がもてる。
全ての面で好転しそうな今回は、狙い目。

馬連 8-15 6-15 10-15
3連複 6-8-15 8-10-15 6-10-15 2-8-15

自信度 B


もう一鞍も、ダート戦で新潟10R。狙い馬は1番レッドフレイ
注目すべきは、デビュー2戦目の500万戦。他馬を離す一方での好時計勝ち。同日の1600万特別と全く同タイムで、翌日の1000万戦よりも1.9秒も速かった。あれだけ走るのだから、1000万では間違いなく上位の存在であるはず。ここ2戦は明らかにリズムが悪いというレースぶり。要は気性の問題だろう。その点を矯正するために、今回はチークPを着用とのこと。これで真面目に走るようになれば、あっさり勝って当然の馬だ。
今回も3ヶ月ぶりとなるが、太くなる体質ではなく、仕上げに関する不安はない。むしろこの馬も、暑い時期に使われていないことが、アドバンテージになる可能性が大きい。

単勝 1
馬連 1-7 1-6 1-9
3連複 1-6-7 1-7-9 1-6-9

自信度 B


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